生姜

 インドでは紀元前500年頃から食べられていた記録が残されているほど、野菜の中でも歴史のある生姜。日本でも2世紀頃中国から伝わったとされています。

 生姜の辛味成分には、殺菌作用や新陳代謝を促進する作用があるとされていて、薬味として料理には欠かせない野菜の一つです。薬味として本来の働きを期待するには、化学肥料・化学合成農薬を一切使用せずに育ったものおすすめいたします。

 種生姜の植え付けは4月。「忘れたころに芽が出てくる」とも言われる生姜は、芽が出るのに温度が必要です。また、初期の除草が大切なので、なかた農園では黒マルチを張って植え付けを行います。

 一月ほどでかわいい芽が伸びてきます。

芽が出そろった生姜です。後に土寄せを行うので、マルチとマルチの間は、耕しておきます。

梅雨の間に黒マルチをはがして、生姜の株元へ土を寄せていきます。こうすることで、生姜が大きくなった頃に土から出にくく、柔らかく香の良い生姜に育ってくれます。

生姜は乾燥を嫌う野菜です。梅雨が明ける頃に、株元へ敷き藁をして乾燥を防ぎます。草も伸びてきますので、随時、草取りを行います。

8月・9月でグンと大きくなる生姜です。10月の収獲前には、この様は姿です。

生姜の収獲です。

三大生姜成分と言えば、ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンになります。

生の生姜に多いジンゲロールには強い殺菌作用があり、薬味にはピッタリです。また、指先など末端の血管を広げることにより血行を良くして体を温める働きがあるようです。ただ、生姜は暖かい地方で育ちますし、霜で枯れてしまう野菜です。その為、野菜の中では陰性の部類になり、体を温める目的で生の生姜を慢性的に摂ることはおすすめしません。

しかし、生姜を加熱することにより、ショウガオール・ジンゲロンが多くなります。こちらも同様に殺菌作用があり、血行を良くする働きがあります。また、体内のエネルギー燃焼を高め、内側から温める働きをしてくれるようです。冷え性の方で生姜を摂られる場合は、生生姜ではなく、加熱したものをおすすめいたします。

保存について

生姜は乾燥に弱い野菜です。お届け後はできるだけお早めにお使いになっていただきたいですが、保存される場合は、小分けにした生姜をタッパーや瓶に入れ、水を生姜が浸かるほど入れて冷蔵保存されると1か月弱は日持ちするかと思います。(2・3日に1回水を変える)また、生のまま冷凍保存もおすすめです。すりおろした生姜を製氷機や小分けした袋に入れたり、薄切り、千切りにしたものも、使用される量に小分けして冷凍しておくと使うときに使いやすいと思います。