煮ても焼いても、そして生でも美味しい玉ねぎ。色々な料理に合う人気野菜ですね。
師のもとを独立して、まず育ててみたのが玉ねぎでした。
数々の失敗と共に思い出もたくさんある玉ねぎ。
毎年、玉ねぎが収獲できると、大きな肩の荷が下りたような気持ちです。
収穫時期が長い玉ねぎは、種まきは九月から始まります。9月末の種まきから12月に植え付けるまで、苗を育てます。


植え付けは12月から1月です。寒い時期になりますが、手作業で1本1本植え付けていきます。冬休み中の子供たちもお手伝い。農作業は人数にはかないませんね。


1月から2月の玉ねぎは何の変化もないように見えます。1年で一番寒いこの時期に、玉ねぎは春に備え、根をゆっくりと伸ばしているようです。

3月になるとみるみる大きくなります。この頃から草も伸びてくるので随時、草取りを行います。
桜の咲くころには凛々しい玉ねぎに育ってくるのですよ。

収獲は品種によって違うのですが、中田農園では4月上旬収獲の早生、5月中旬収獲の中生、6月収獲の中晩生と赤玉ねぎの4種を育てています。
玉ねぎの葉が倒れると収獲のサイン。天気が良い日に抜き取り、乾燥、貯蔵を行います。
種播きから約9か月。農薬・化学肥料を一切使用せず立派に育ってくれた玉ねぎです。
